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映画鑑賞記「アルマゲドン」

 

アルマゲドン (字幕版)


【作品情報】

原題:「アルマゲドン」(原題:Armageddon)

 

制作国:アメリカ合衆国

 

制作年:1990年

 

上映時間:150分(ディレクターズカット版:153分)

 

監督:マイケル・ベイ

 

脚本:ジョナサン・ヘンズリー

   J・J・エイブラムス

 

出演者:ブルース・ウィリス(ハリー・スタンパー)

    ベン・アフレック(A・J・フロスト)

    リヴ・タイラー(グレース・スタンパー)

    ウィル・パットン(チックt・チャップル) 

    スティーヴ・ブシェミ(ロックハウンド) 他

    

 

【あらすじ】

 太古の昔、小惑星が地球に衝突した。その小惑星は、地球の王者として君臨していた恐竜を絶滅させ生態系を変えてしまった。「これはかつて起こったことだ。同じことはまた起こる。問題はいつ起きるかだ。」。ナレーションはそう語る。

 そして時代は流れ、時代は20世紀末。またしても小惑星が地球に衝突しようとしていた。NASAの宇宙飛行士が宇宙空間で人工衛星の修理をしているその時、小惑星の隕石が彼らに襲いかかった。宇宙飛行士は死亡し、スペースシャトルは破壊されてしまう。その隕石はその後、ニューヨークに降り注いぎ大きな被害が出てしまう。NASAはその時初めて、地球に小惑星が向かっていることを知ることになる。

 その後NASAの指揮官、トルーマンを筆頭に小惑星を破壊するための会議が開かれることになる。出された案はどれも現実不可能なものばかりであったが、ある一人の科学者が言う「爆竹を掌の上で爆発させてもやけどするだけ。しかし握りしめたこぶしの中で爆発させれば・・・」。そう、小惑星に穴を掘り、その内部で核爆弾を爆発させようというのである。そこでNASAが目に付けたのが石油掘削のスペシャリスト、ハリー・スタンパーであった。

 そしてハリーと彼の娘グレースの恋人AJ、そして部下のチック、ロックハウンドたちはNASAのこの計画に参加することになる。彼らはNASAで厳しい訓練を受け、スペースシャトルに乗り込み小惑星へと飛び立つのであった・・・

 


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宇宙をテーマにして映画鑑賞記

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【感想】(ネタバレあり)

 「ザ・ロック(96年)」や「パール・ハーバー(01年)」など、アクション・パニック映画の監督として知られるマイケル・ベイの監督作です。アメリカのロックバンド、エアロスミスの主題歌「ミス・ア・シング」はあまりにも有名。この映画のヒロイン、グレース役のリヴ・タイラーエアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーの娘です。

 先日「午前十時の映画祭」にて鑑賞。僕はここのところ、宇宙を舞台にした映画やSFがお気に入りです。SFといっても数えきれないくらいの作品があるけれど、「アルマゲドン」は地球を救うヒーローたちにスポットが当てられていて、いかにもアメリカ色の強い娯楽作品ですね。

 ブルース・ウィリスがめちゃめちゃカッコいいですねー。90年代は「ダイ・ハード」シリーズや「パルプ・フィクション」なんかでノリにノッていた時期。この時期は強くかっこいい男の代名詞と言ったらブルース・ウィリスしかいないってくらいです。ラストで小惑星から娘に向かって「結婚式に出たかった」と語りかけるシーンは何回見ても泣いてしまいますね。

 僕的にこの作品で一番いいキャラなのが、スティーヴ・ブシェミ演じるロックハウンド。彼は秀才の地質学者で、かなりの女たらし。だいぶ狂ってるんですよ。初潮の来たグレースにタンポンの使い方を教えたり、大金を借りて、女に散財したり、小惑星でマシンガンをぶっ放したり。こういうちょっと狂った役をやらせたら天才的ですよね。「君もしかして未成年?」「地球の最後を特等席から眺めようぜー」「ちょっと悪ふざけしただけじゃないか」作中では数々の名言が飛び出します。こんな奴と宇宙なんて絶対一緒に行きたくないww。小惑星では、結局スペースシャトルに軟禁されて何もできなくなってしまうんですけどねww

 ちなみにこの映画では、科学的考察とか背景なんかは色々と無視されているみたいです。テキサス州ほどの大きさの小惑星が衝突18日前まで発見できないのはおかしいとか、小惑星を爆発させるための核爆弾の量がおかしいとか。

 でもそんなことを無視して、難しい事を考えずに見る事が出来る作品です。娯楽映画の王道ですね。まだ一度も見たことのない方はぜひ一度、見たことのある方はもう一回見てみてください。すっごく楽しめる作品ですよ。

 

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