ヘイ・ホー・レッツ・ゴー!!
ワン・ツー・スリー・フォー!!
小学生でもすぐに覚えてしまいそうなこのフレーズ。
1曲は2分、3分程度。
コードは3つか4つ。
小難しいギターソロは無し。
小汚いジーンズに革ジャンにスニーカー。
1974年、ニューヨークで結成されたパンクバンド。
今もなお世界中のパンクキッズに愛されているパンク界の雄。
それが「RAMONES」である。
彼らはニューヨークの「CBGB]というライブハウスを拠点として活動をスタートさせた。活動初期はビートルズやビーチボーイズのカバーを演奏していたが徐々にオリジナル曲を演奏するようになる。その後当時同じライブハウスに出演していた「パティ・スミス」や「テレヴィジョン」らと、ニューヨーク・パンクムーブメントを牽引していく事になる。
結成当初のオリジナルメンバーは以下の通り。
ジョーイ・ラモーン(Vo)
ジョニー・ラモーン(Gu)
ディー・ディー・ラモーン(Ba)
トミー・ラモーン(Dr)
解散は1996年。メンバーの入れ替わりや脱退はあったものの息の長かったバンドである。ちなみに全員ラモーン姓を名乗っているが血縁関係はない。
電撃バップ
気持ちいいくらいにシンプルでストレートなロックンロール。
キャッチーにもかかわらず攻撃的なメロディー。
個性的なメンバーたち。
ラモーンズの代表曲「電撃バップ」。
ヘイ・ホー・レッツ・ゴー
背後から打ち抜け
何が望みかなんて
知っちゃいないけど
身ぐるみ剥がされ、準備完了さ
「ラモーンズの激情より引用」
収録されているのは76年発表のデビューアルバム
「ラモーンズの激情」
ここから始まったパンクムーブメントは、イギリス・ロンドンへと飛び火していくようになる。
デビューアルバム「ラモーンズの激情」に続く、2nd「リーヴ・ホーム」3rd「ロケット・トゥ・ロシア」は、ロック史上に大きな足跡を残した重要なアルバムだ。
こいつらを聴けば、小さい悩みなんてイチコロだ。
ぜひ聞いてみてほしい。