今朝のヤフーニュースで目にしました。
「グッドフェローズ」「フィールドオブドリームス」「ハンニバル」などの
代表作で知られるアメリカの俳優レイリオッタさんが、5月26日に死去されたそうで
す。
享年67歳だったようです、あまりにも早すぎる死です。
ご冥福をお祈りいたします。
僕がレイリオッタを知ったのは、映画「フィールドオブドリームス」でした。
トウモロコシ畑の中から現れる、メジャーリーグ往年の名選手「シューレス・
ジョージャクソン」。
それを演じていたのが、レイリオッタでした。
初めて見てから今までに何回も何回も繰り返し見た、今でも大好きな映画の1つです。
1919年のワールドシリーズでの八百長事件。別名「ブラックソックス事件」。
そしてこの疑惑により、メジャーリーグからジョージャクソンを含む8人の選手が永久追放となりました。
裁判が終わり、裁判所から出てきたジョージャクソンにある少年ファンはこん
なことを言ったそうです。「嘘だと言ってよジョー!」(ただこれは記者によって
作り出された話だとか諸説あるみたいですが。)
そして映画の中で大好きな野球場へと現役の時の姿そのままに戻ってきたジョー
ジャクソン。
レイリオッタは野球があまり得意ではなかったそうで、なんでも野球をプレーしたの
はこの撮影の時が実に20年ぶりだったそうです。
実際のジョージャクソンは右投げ左打ち、しかし映画でのジョージャクソンは
左投右打ちでした。普通だと左投右打ちってあんまりいないんですけどね。
それでも、レイリオッタはとてもはまり役だったように思います。
深くて澄んだ目がとても印象的でした。
アイオワのトウモロコシ畑に切り開いた野球場。そこに姿を現した
ジョージャクソンはこんな言葉を口にします。
ジョー(レイリオッタ)「ここは天国かい?」
レイ(ケビンコスナー)「いや、アイオワだ」
このシーンが今、頭に浮かんできました。
彼は今頃天国に行ってるんでしょうか。
僕にはわかりません。
この映画で共演したケビンコスナーは「彼は素晴らしいレガシーを残して
くれました。彼は永遠のシューレスジョージャクソンです」とTwitterに投稿
しています。
大好きな役者さんやアーティストがなくなってしまうのはとても悲しいことです。
しかし彼ら残した作品や足跡は、これからもずっと残っていくでしょう。
久しぶりに「フィールドオブドリームス」見返してみようかな。
まだ見たことないという人は、ぜひ一度見てみてください。
野球映画という枠を飛び越えた素晴らしい映画だと思います。
レイリオッタに一言言いたいと思います。
「嘘だと言ってよジョー!」
世界中のたくさんのファンの1人より。