【作品情報】
原題:「フラッシュダンス」(原題:Flashdance)
制作国:アメリカ合衆国
制作年:1983年
上映時間:95分
監督:エイドリアン・ライン
出演者:ジェニファー・ビールズ
マイケル・ヌーリー
シンシア・ローズ 他
【あらすじ】
アメリカはピッツバーグで、プロのダンサーになるという夢を持った18歳のアレックス。彼女は昼間は鉄工所で溶接の仕事をし、夜はクラブでダンサーとして出演する日々を送っていた。日々プロになるためナイトクラブで経験を積んでいたのである。
ある日彼女のステージを見に来ていたのは鉄工所の若き社長ニックであった。ニックはアレックスに興味を持ち、食事に誘うがアレックスが誘いに乗ることはなかった。
アレックスは工場での仕事とクラブへの出演を続ける日々を送るが、ついにプロダンサーの養成所のオーディションを受けに行く。しかしそこにいたのは、ダンスのレッスンを受けたものや経験者ばかりであった。独学での経験しか持たない彼女は思わずその場所を飛び出してしまう。
様々な苦悩や葛藤、恋や友情を経験しながらも彼女はプロになる夢をあきらめずに突き進んでいく・・・
【感想】(ネタバレあり)
本日はシネマサンシャインららぽーと沼津にて鑑賞。結構お客さん入ってましたね。
「危険な情事」や「ロリータ」などで知られる、エイドリアン・ライン監督の作品です。ストーリーは、夢をひたむきに追う若者の挫折や葛藤を描いた内容ですが、ジェニファー・ビールズの可愛さが際立ち、そして挿入歌がとても素晴らしいものばかりです。「What a Feeling」や「Manhunt」など誰もが一度は聞いたことのある曲だと思います。「What a Feeling」はアカデミー賞歌曲賞を受賞し、世界的な大ヒットを記録しました。
若いっていいですね。まずそんな感想を持ちました。僕も30代に入ったばかりでまだまだ若いよって言われることも多いですが、10代、20代のパワーってすごいですもんね。失敗しても、挫折してもそれすら全部に意味があって価値のある事なんですから。
ストーリーはプロのダンサーを目指すアレックスを中心に進んでいきます。プロのダンサーを目指す彼女は、工場の跡地に暮らし、昼は溶接工、夜はナイトクラブでステージに立つ日々を送っています。そんな彼女に訪れる、恋、別れ、ダンスへの挫折、そして挑戦。そんな様々な出来事に翻弄されながらも、アレックスは自分の夢へと突き進んでいきます。彼女の姿はかっこいいなぁと思う反面、少し羨ましくも思えてしまいます。
「夢をなくしてしまうことは、死ぬことと一緒だ」恋人のニックがアレックスに言うセリフです。このセリフすごく心に残ったんです。昔って子供のころはじゃみんな夢を持っているじゃないですか。「プロ野球選手になりたい」とか「宇宙飛行士になりたい」とか「お花屋さん、ケーキ屋さんになるんだ」とか。でもそんな夢をみんなどこかであきらめるときが来るんですよね。現実とのギャップに気づいてね。今は「YOUTUBER]とか「会社員」「公務員」なんて職業が人気みたいですけど。周りからも無理だって言われたりとか、辞めろって言われたりとか。でも本当のところは関係ないんですよね。だって、選択肢は2つに1つ。やるかやらないかなんです。周りのせいでも何でもない。自分がどうしたいのかだと思うんですよ結局。無理だと思ってあきらめるならそれは結局自分の判断なんです。僕も昔は「プロ野球選手になりたい」って思ってたんですよね。でも中学生くらいで「あ、俺には無理だな」って。そこであきらめなかったとしても、客観的に見て僕がプロ野球選手になる事はなかったと思うんです。でもそれは誰のせいでもない。自分の判断なんですよね。今は今でたくさん好きなことが当て、やりたいこともいっぱいあるけど。あきらめないで野球をやってたらどうなってたかなって思うこともあります。
だからこの映画でひたすら夢を追う、アレックスはとってもかっこいいですしキラキラしています。僕も落ち込むことも多いし、うまくいかないことも多いけど頑張ろうかな。