人生が変わるきっかけはすぐそこにある

映画、音楽、本、旅行などの感想等を中心に書きます。雑記ブログです。

大雨による被害

皆さんおはようございます。

ヒロちゃんです。

世の中は今日から3連休ですね。

 

ですが、さっきニュースを見たら宮城県が大雨で大変になっているとのこと。

 

news.yahoo.co.jp

 

ここ数日全国で続いている大雨の影響で、日本各地で被害が起こっています。

少しでも被害が少なく、亡くなったりけがをしたりする方がいないことを祈るばかりです。

僕の住む静岡県でも明日にかけて大雨が降ることが予想されており、地元の消防団員である僕も、招集がかかる可能性があります。

 

とにかく大雨が降った際には、もしくは大雨が降ることが予想される場合には

 

・早めに避難の準備をする

・自分は大丈夫だと過信をしない

・川や畑の様子を見に行かない

・しっかりと情報収集をする

・何かあった際にはすぐ通報をする

 

news.yahoo.co.jp

 

これらの事を頭の片隅に置いておくだけでも被害にあう確率は下がります。

どうか無理をしないでほしいと思います。

 

コロナ、不景気、物価高、戦争、自然災害etc・・・

本当に朝から嫌になるニュースばかりですが。

1人でも多くの方が楽し夏を迎えられますように。

 

seashore during golden hour

 

ウォーキング日記 長野県須坂市「臥竜公園」

 皆さんこんばんは。

ヒロちゃんです。

僕は先日、仕事の出張で長野県須坂市に行ってきました。

出張は1泊2日。1日目は仕事が早めに終わったため、ウォーキングついでにビジネスホテルの近くの臥竜公園というところへ行ってきました。

 

www.suzaka-kankokyokai.jp


この日に宿泊したビジネスホテルはこちら↓↓

travel.rakuten.co.jp

 

ホテルは須坂駅の裏側、北東方向歩いて数分の距離です。駅前の繁華街の方へは駅の上にかかっている通路を通って抜ける事が出来ます。

夕方17時ごろ、ホテルにおいてあったパンフレットを見て「臥竜公園」を発見。須坂駅からは南東方向、歩いて20分ほどの距離です。

 

臥竜公園は長野県須坂市にある総合公園です。この公園は日本初の林学博士本多静六が設計した公園で、園内には博物館、動物園などもあります。日本の桜名所100戦にも選ばれているようです。

 

www.sakuranokai.or.jp

 

園内動物園の手前にあった「よろこびの歌像」です。

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竜ヶ池に浮かぶ弁天島へ続く「弁天橋」です。

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お賽銭を投げてお参りをしてきました。

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竜ヶ池を取り囲むように整備されている、ウォーキングコースです。山を登るのはとてもきつかったです。ここを登っていくと須田城跡がありました。

僕が汗をかいていたため、蚊がいっぱい寄ってきました。

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山の上から見渡す、須坂市内です。写真奥に見えるのが千曲川です。

眺めと空気がとても気持ち良かった!!

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山の上から見渡す公園内。池の中に浮かんでいるのが「弁天島」です。

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須田城跡。

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春になると、池の周囲には桜が咲き乱れるそうです。落ち着いた雰囲気で散歩やウォーキングにはもってこいです。

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公園に訪れたのは17時過ぎで、地元の人が散策していたり犬の散歩をしていたりと、とてもゆったりとした時間が流れていました。

いつか春に桜が咲いているときに来てみたいですね。また、出張先で行けるところにはいろいろ行ってみようと思います。

毎日暗いニュースばかりで、少し気分も沈んでいましたがちょっとだけリフレッシュっ出来ました。

ではでは。

 

 

 

 

 

日本の歴史に残る悲しい日

本日、令和4年7月8日。

 

安倍晋三元首相が享年67年にてご逝去されました。

 

謹んでお悔やみ申し上げます。

 

これが現代の日本で起こってもいいことなのか。

 

選挙の演説中に、市民が詰めかける中で銃を発砲する?

 

気に入らない政治家を殺してしまう?

 

そんなことがあっていいわけないでしょう。

 

私たちの暮らす日本は民主主義の国です。

 

多様な意見や、生き方が認められるべき国です。

 

そして日本は未だに人口1億人を有する経済大国、先進国です。

 

G7を構成するアジアの1国です。

 

例えそうでなくとも、意見の相違や政治信条の違いを理由に人の命を奪っていいわけがありません。

 

先に断っておきますが、僕は故安倍晋三氏の支持者ではありません。

 

数々の問題点もありました。

 

しかし、この厳しい時代の中で日本のために命を懸けてくれたことは間違いありません。

 

今回の事件で犯人に対する怒りももちろんありますが。

 

僕が一番腹が立つのはマスコミの報道姿勢。

 

今日の病院での記者会見でも、マスコミのデリカシーのなさ、レベルの低さには辟易しました。

 

何度も繰り返される同じ質問、関係のない話や、今するべきでない話。

 

そう思った人も多いはず。

 

マスゴミ?言われて当然でしょう。

 

しっかりとした使命感を持って仕事をしてくださる方や、携わってくれる報道関係者がいるのも十分に承知しています。

 

でも、それにしてもひどすぎる。

 

全世界に恥をさらしているのと同じじゃないですか?

 

一般人の、安倍氏に特に思い入れのない僕ですらそう思うんですから。

 

一人の人間が亡くなっているんですよ?

 

みんなで頑張って日本をよくしていこうとは思いませんか?

 

揚げ足取りや、偏向報道にはうんざりです。

 

参院選挙は明後日の10日。

 

明日は選挙運動も行うそうです。

 

皆さん投票に行きましょう。

 

自分がいいと思った、信頼できると思った政治家、政党に投票しましょう。

 

他人事ではないんです。

 

暗いニュースばかりの日々ですが、明日は少しでも皆さんにいいことがありますように。

 

少しでも私たちの暮らす日本がいい方向に向かうことを望みます。

 

お休みなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしき映画音楽「STAND BY ME」

皆さんこんばんは、ヒロちゃんです。

今日は七夕ですね。

離れ離れになってしまった織姫と彦星が年に一度会うことを許される日です。

残念ながら、僕の住む静岡県東部地方は曇り空。

皆さんのところからは、星空が見えていますか?

 

さて、今日はそんな夜におすすめCDの紹介です。

1986年公開のアメリカ映画「スタンド・バイ・ミー」のサウンドトラック!!「STAND BY ME」

監督はロブ・ライナー、出演はウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス他。言わずと知れた青春映画の名作で、スティーヴン・キングの中編小説「The Body」が原作です。

ストーリーは1960年代のアメリカの田舎町キャッスルロックが舞台。12歳のゴーディは兄を事故で亡くしたばかり。憂鬱な夏の日々を送っていました。彼の仲間たち、クリス、テディ、バーンはそれぞれが家庭に問題を抱えています。その夏休みのある日、彼ら4人はレイ・ブラワーという行方不明になった少年を探すために、森の中へ旅に出かけていきます。

少年たちのひと夏の成長を描いた、青春映画の金字塔です。かなり有名な映画なので見たことがある人も多いと思います。

そしてこの映画のメインテーマ曲として使われているのが

「STAND BY ME」

です。

アメリカのシンガーソングライター、ベン・E・キング、ジェリー・リーバー、マイク・ストーラー共作の楽曲です。製作は1961年、こちらの曲も数多くのミュージシャンにカバーされています。

 

動画と歌詞はこちら↓↓

 


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When the night has come
夜が来て
and the land is dark
辺りが暗闇に包まれた時
And the moon is the only light
will see

闇夜を照らす月の明かりだけが
見えるだろう
No, I won’t be afraid, oh I won’t be afraid
僕は恐れない、僕は恐れないよ
Just as long as you stand,
Stand by me
君が側で支えてくれる限り

So darling, darling stand by me
だからダーリン、ダーリン、側にいて
Oh, Stand by me
支えて欲しい
Oh, Stand, Stand by me
側にいて
Stand by me
支えて欲しい

If the sky that we look upon should
tumble and fall

もし僕たちが見上げている空が
転げ落ちてきたら
Or the mountain should crumble to
the sea

あの山が崩れて海になったら
I won’t cry, I won’t cry, no, I won’t
shed a tear

僕は泣かない、泣かないよ
涙は流さないから
Just as long as you stand,
Stand by me

君が側で支えてくれる限り

And darling, darling stand by me
そうダーリン、ダーリン、側にいて
Oh, Stand by me
支えて欲しい
Oh, Stand, Stand by me
側にいて
Stand by me
支えて欲しい

Darling, darling stand by me
ダーリン、ダーリン、側にいて
Oh, Stand by me
支えて欲しい
Oh, Stand, Stand by me
側にいて
Stand by me
支えて欲しい

Whenever you’re in trouble won’t you
stand by me?

君が困っている時はいつでも、
側いて欲しいだろ?
Oh, stand by me
側にいて
Whoa, just stand now, oh, stand
さあ、側にいて

引用:歌詞 Stand By Meより
和訳 ふうでごう

(https://fudego.net/stand-by-me-ben-e-king/ 風を感じて一人歩き より引用)

 

ベン・E・キングは1938年生まれのアメリカのシンガーソングライター。コーラスグループ「ドリフターズ」のボーカルとして知られています。ダーリンダーリン側にいてって、すごく頭に残るフレーズですね。彼の優しくも張りのある声がとても胸に響きます。

 

このアルバムには映画挿入として使用された、当時のロックンロールやアメリカンポップスの流行曲が全10曲収録されています。バディ・ホリーの「エブリデイ」やコーデッツの「ロリポップ」、ジェリー・リー・ルイスの「火の玉ロック」など、どれも古さを感じさせないいい曲ばかりです。

 


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映画もいいですが、僕はこのサントラは本当にお気に入りの1枚ですね。何より楽しい楽曲ばかりで、自然と口ずさんでしまえます。

「スタンドバイミー」と映画が好きな方、ぜひこのサントラも手に取ってみてくださいね。きっと手放せなくなるようなサントラだと思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォーキングについて

こんばんは、ヒロちゃんです。

連日暑い日が続きますね。

台風に大雨、それに猛暑。

こんな日々の中、体調を崩さずに過ごすのはなかなか大変なものです。

 

さて、僕は毎日ウォーキングすることを日課にしています。

距離でいうと5km~8kmくらいかな?

時間にすると1時間前後くらいといったところでしょうか。

 

 

僕は自分でいうのもなんですが昔から痩せ型体系なんです。

食べても太らない、太れない。

筋トレをしても筋肉の付きづらい体質でした。

 

ところがここ数年、お腹の肉が気になり始めました。

足や腕はそのままなんですが、お腹の脂肪が結構分かるようになってきちゃいまして。

痩せてると、特に目立つんですよね。

スキニーのジーンズが好きで、小さめのTシャツもよく着るので余計にね。

30代を迎えて、体質も少しずつ変化してきたのかな。

というより毎日ビールも飲んでましたし、ラーメンや焼き肉も好きなんで、当然と言えば当然なんでしょうけどね。

 

 

というわけで始めたのがウォーキングだったわけです。

いきなりランニングをするのもきつい。

かといって、ジムに通うのも二の足を踏んじゃって。

最初は軽い気持ちで始めたんです。

いつまで続くかなぁなんて、自分でも思ってたんですけど。

やり始めてみるとこれがね、

 

「ウォーキングってすごく気持ちいい!!」

 

という事に気づいてしまったんです。

今は毎日とは言いませんが、できる限りは歩くようにしています。

 


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僕が考えるウォーキングのうれしいメリット

①お金がかからない

これは何よりもうれしいですね。なんといっても経費は0円!着るものも靴も家にあるものでいいんです。下記で紹介しますが、スマホを持っていくための、アームバンドだけは買いました。これはあるとすごく便利だと思います。

有酸素運動による脂肪燃焼効果、ダイエット効果

ウォーキングは全身を使う有酸素運動なので、足をはじめとした下半身だけでなく全身の脂肪燃焼効果、ダイエット効果が期待できます。ポイントは背筋を伸ばした、正しい姿勢で、腕をしっかり振って、腹筋を意識して歩くことです。

③便通がよくなる

腹筋が刺激されることによって、便を押し出す腸腰筋が鍛えられます。便秘予防には1日5000歩程度がよいとされるようです。

④気分転換になる

僕にとっての思いもよらない効果がこれでした。とにかく気分転換になります。朝だったら空気や音も気持ちいいので僕は何も聞かずに歩きます。夜は音楽を聴きながら歩くことが多いですね。歩いて汗をかくとすごくすっきりします。考え事をするにもちょうどいいです。

⑤いろいろな発見がある

僕は川沿いの道→街の中→神社でお参り→川沿いを歩いて帰宅というコースが多いのですが、今の時期だと近所では夏祭りに向けてお囃子の練習をしているのが目に留まります。春だと神社の境内に咲く桜とか。冬だと星がきれいだなとか。街中を歩くと新しい店を発見したりとか。今日は来る参院選にむけて、候補者が演説を行っていました。

 

とまあ、ウォーキングをすることによって得られる効果やメリットはたくさんあります。なんとなく始めた僕ですが、今でやめられない日課となっています。

 

ウォーキングでの愛用品

 

 

 

たかがウォーキング、されどウォーキング。

1日5分でも10分でもいいと思います(いきなり1時間とかを目標にすると続きませんしね)。

毎日、少しでも歩くと本当に気持ちがリフレッシュ出来て気分もよくなると思いますよ。気の乗らないときは、無理しなくてもいいと思いますし。夏なら日中は避け、早朝や夜に(安全には気を付けて)歩いてみてください。

結構楽しめるものですよ。

 

ウォーキングで聞くオススメのYOUTUBE


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映画鑑賞記「レナードの朝」

 

レナードの朝 [DVD]


【作品情報】

原題:「レナードの朝」(原題:Awakenings

 

制作国:アメリカ合衆国

 

制作年:1990年

 

上映時間:121分

 

原作:オリヴァー・サックス

   「Awakenings

 

監督:ペニー・マーシャル

 

出演者:ロビン・ウィリアムズ(マルコム・セイヤー)

    ロバート・デ・ニーロ(レナード・ロウ)

    ジュリー・カブナー(エレノア・コステロ

    ペネロープ・アン・ミラー(ポーラ) 他

    

 

【あらすじ】

1969年、マルコム・セイヤー医師はニューヨークのブルックリンにある慢性神経病専門の病院に赴任してきた。それまで研究を専門にしていた彼は最初こそ戸惑うものの、真摯に仕事に取り組んでいく。その病院には、嗜眠性脳炎によりコミュニケーションが取れなくなってしまった患者たちが20名ほど入院していた。彼は看護師のエレノアや、周りのスタッフの協力を得ながら何とか患者たちの症状回復の糸口をつかんでいく。嗜眠性脳炎の重症患者レナードは病気を患って30年がたち、母親が看病を行っていた。そんなある日、セイヤー医師はパーキンソン病患者用の新薬を使うことを思いつく。早速彼はレナードの母親を説得し、彼に新薬を投与するのであった・・・

 

 

 


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ロビン・ウィリアムズの出演作

hirochan-time.com

 

【感想】(ネタバレあり)

性神経病患者専門の病院に赴任してきたセイヤー医師と、嗜眠性脳炎を患っている重症患者レナードの交流を描いた作品です。この2人を演じているのはロビン・ウィリアムズロバート・デ・ニーロ。監督は代表作「プリティ・リーグ」で知られるペニー・マーシャルです。イギリスの神経学者オリバー・サックスの同名著書が原作。

物語はセイヤー医師の患者たちに対する懸命な治療と、それによって一時的ではあるが回復した患者たちとの交流が心情細かに映し出されています。レナードは幼いころに病気が発症し、30年間コミュニケーションの取れない状態になってしまいます。そこでセイヤー医師は、彼をはじめ20人の患者たちの治療に取り組むことになります。パーキンソン病用の新薬を発見し、彼はレナードにその薬を投与しますがこれが効果てきめん。人付き合いの苦手なセイヤー医師が、見事に回復したレナードと散歩をしたり海へ行ったりするシーンはとても心が温まります。生きることが素晴らしいとレナードは言います。病状の回復が一時的であったが故の、喜び、苦しみが非常によく伝わってきて、見ていて非常に心苦しい。セイヤー医師は患者のために行った治療なのに・・・。生きる喜びや恋を知った患者たちが自分の運命を受け入れ、また何もない世界に戻っていくというのは僕にとっても見ていて非常に辛いものでした。病気がぶり返してきたレナードと、ポーラのダンスをするシーンは本当に見ていられません。

自分のしたことに罪悪感を覚えるセイヤー医師ですが、そんな彼を支えていたのが看護師のエレノア。彼女の立ち位置が絶妙な距離感で彼女の存在が何とも見る者の気持ちを和らげてくれます。そして生きることの覚悟と喜びを再認識したセイヤー医師がエレノアをコーヒーに誘うところで物語は幕を閉じます。

 

この患者たちが、束の間回復したことは意味があったんでしょうか。

ただ、地獄を味わっただけでは?

生きることの意味とは?

レナードのしたことは正しかったのか?

僕の中では答えが出ませんでした。

見た後には、そんなたくさんの事を考えさせられてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画鑑賞記「遠い空の向こうに」

 

遠い空の向こうに [DVD]


【作品情報】

原題:「遠い空の向こうに」(原題:October Sky

 

制作国:アメリカ合衆国

 

制作年:1999年

 

上映時間:108分

 

原作:ホーマー・ヒッカム

   「Rocket Boys」

 

監督:ジョー・ジョンストン

 

出演者:ジェイク・ギレンホール(ホーマー・ヒッカム)

    クリス・クーパー(ジョン・ヒッカム)

    クリス・オーウェン(クエンティン・ウィルソン)

    ビル・パクストン(フレッド・ヘイズ)

    フリーダ・ライリー(ローラ・ダーン) 他

    

 

【あらすじ】

 1957年の10月、ソ連スプートニク1号の打ち上げを成功させた。ウェスト・ヴァージニアの炭鉱町コールウッドに暮らす高校生のホーマー・ヒッカムは、夜空を横切るスプートニクを目にし、ロケット作りに夢を抱くようになる。同じ学校の友達ロイとオーデル、それに学校一の変わり者クエンティンが仲間に加わり、彼らはロケットを作ることに青春をかけていく。そんな中でホーマーと父親ジョンの確執、数々の失敗と挫折を繰り返しながらも彼らは少しずつ前進し成長していく。そして彼らの事を見守り、背中を押してくれたのは学校の教師ライリー先生であった・・・

 


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過去の映画鑑賞記

 

hirochan-time.com

 

hirochan-time.com

 

 

 

 

 

【感想】(ネタバレあり)

夢を追いかけることって本当に素敵なことだと思います。

そんなことを改めて認識させてくれる1本です。

 

 主演のジェイク・ギレンホールはこれが映画初主演。父親と対立しながらも、成長し夢を現実のものにしていく高校生の役を見事に演じています。父親のジョン役はクリス・クーパー。気難しく、不器用な父親の役が見事にはまっていますね。

 この作品の見どころは、ホーマーたち「ロケット・ボーイズ」の成長する姿です。素人同然の高校生が、廃線になった路線の線路を売り、金属加工や溶接の技術を覚え、苦手な数学を勉強し、前進していく姿はかっこよく、また羨ましくも映ります。こういうひたむきな姿がうまく描かれているからこそ、この作品はたくさんの人の心を打つんだと思います。

 物語のキーパーソンはローラ・ダーン演じるライリー先生で、彼女の存在なしにこの作品は語れません。ホーマーたちを後押しし、立派な人間になってほしいと願うこの先生は本当に教育者の鏡のような人ですね。深いまなざしで訴えかけるようなローラ・ダーンはこの先生にぴったり。作中で彼女はホーマーにこう言います。

「時には他人のいう事を聞いてはいけないの、自分のうちなる声を聞くの。」

こんな言葉を若い人にかけてあげられる大人って、いったいどのくらいいるんでしょうね。この先生がいなければ、彼らのその後の人生は全く違うものになっていたでしょう。作中でも語られていますが、彼女はホジキン病という病にかかり31歳という若さで亡くなっています。もし彼女がもっと生きていれば、もっとたくさんの若者たちの人生を変えていたことでしょう。

 

信念を決して曲げないこと。

途中で投げ出さないこと。

人の背中を押してあげること。

失敗や挫折を乗り越えること。

そして何よりも一歩を踏み出し、努力していくこと。

青い空に向かって一直線に飛んでいく彼らのロケットは僕たち見るものにそんなことを語っている気がします。